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艫櫓
「艫櫓〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
艫櫓の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「爆弾太平記」より 著者:夢野久作
と承知した。するとその時に廿歳になっていた忰の友太郎も、親父が行くならというので
艫櫓を受持ってくれたから吾輩、ホッと安心したよ。友太郎はその時分まで、南浜鉄工所....
「父杉山茂丸を語る」より 著者:夢野久作
フ……」 と父が笑った。 父は九歳の時に遠賀郡の芦屋で、お祖父様の夜網打ちの
艫櫓を押したというから、相当水泳が上手であったらしい。那珂川の洲口といえば、今で....