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「良弁〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

良弁の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
生ける人形」より 著者:寺田寅彦
わざわざ手紙をよこして、チャップリンの文楽見物の事実を知らせてくれた。最終日に「良弁杉の由来」の一部分を見て、夕飯後|明治座へ行ったそうである。....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
なかった実演、でなければそれよりさき、奈良朝時代に華厳宗《けごんしゅう》の大徳|良弁《ろうべん》僧正の幼少時代に於て現出された――それは、今般、ここらでお馴染《....
東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
ったのですが、これも開山に加えられている。それからいま一人は行基の弟子で一番偉い良弁僧正、この四人が開基になっている。そういうふうに非常に用いられて、バラモン僧....
古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
、ただ技巧の拙なるによって生じたとは、わたくしには考えられぬ。 天平の彫刻家――良弁――問答師――大安寺の作家――唐招提寺の作家、法隆寺の作家――日本霊異記――....
山の人生」より 著者:柳田国男
世に入ってから、甚だ頻繁に風説せられるようになったけれども、中世以前には東大寺の良弁僧正のように、鷲に取られたという話の方が遙かに多く、その中にもまた稀には命を....