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「色丹〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

色丹の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
梓川の上流」より 著者:小島烏水
を秘めて、千島|桔梗《ききょう》、千島|甘菜《あまか》、得撫草《うるっぷそう》、色丹草《しこたんそう》など、帝国極北の地に生える美しいのが、錦の如く咲くのもこの....
浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
それぞれその国に帰すことはやむを得ぬとするも、南樺太、千島の領土権を失い、歯舞、色丹島は、北海道の行政区にあるにもかかわらず、ソビエトの占拠するところとなり、奄....
黒部川奥の山旅」より 著者:木暮理太郎
ないが、里の小川の俤を偲ばせて、静に山の影を浮べている。岩の多い水涯の湿地には、色丹草の群落が恰も苔でも蒸したかと想われるほどに密生して、黄に紅味のさした一、二....