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艶女
「艶女〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
艶女の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「玉藻の前」より 著者:岡本綺堂
筋を太くうねらせて、扇を膝にきっと突き立てたままで、自分の眼の前に泣き伏している
艶女《たおやめ》の訴えをじっと聞き済ましていた。花の宴《うたげ》のあくる日で、ゆ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
殺《たくさつ》された。※の門人王大喜その術をその弟王二喜に伝え、二喜十八、九歳の
艶女に化け裁縫絶巧兼ねて婦女を按摩《あんま》す。かくて行う事久しからず、やっと十....
「風流仏」より 著者:幸田露伴
ありてその位置に白毫を付なばと考えしなり。東京|天王寺にて菊の花片手に墓参りせし
艶女、一週間思い詰しが是も其指つきを吉祥菓持せ玉う鬼子母神に写してはと工夫せしな....