艶艶[語句情報] »
艶艶
「艶艶〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
艶艶の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「或る少女の死まで」より 著者:室生犀星
は荒く言って去った。 女は垢ぬけのした、いろの白い、あだっぽい何処か酌婦らしい
艶艶した手足が、よく肥り込んで見えた。この女がくると同時に、一種の安っぽい香料で....
「性に眼覚める頃」より 著者:室生犀星
泣くような声をあげて祈っているのが、記帳場にいてもそれと聴き分けられるほど、鋭い
艶艶しい性慾的であるのに、会っていると、あれほどの刺戟性もなければ美しさもなかっ....