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芋掘り
「芋掘り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
芋掘りの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「芋」より 著者:佐左木俊郎
さえ居なかったならと、どんなに蛇の存在を恨んだか知れない。 彼は雨の降る日に山
芋掘りをしたのが原因で、間歇熱に冒されて医者を招んだ。 その医者は、大変に山芋....
「石ころ路」より 著者:田畑修一郎
ない」と、娘。 「えへえ、そんなことを。まさかお前もこのまま牛の尻を追ったり山へ
芋掘りに行ってばかりもいられまい」 「私は山が好きですよ、村はうるさいからね。山....
「俳人蕪村」より 著者:正岡子規
蚊の声す忍冬の花散るたびに 広庭の牡丹や天の一方に 庵《いほ》の月あるじを問へば
芋掘りに 狐火や髑髏《どくろ》に雨のたまる夜に 常人をしてこの句法に倣《なら....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
をはたいた。 丑之助が、覗いて見て、 「なんだ、こんなに掘れてるくせに。臆病な
芋掘りだなあ。おらが抜いてやろうか」 手を出しかけると、 「いけないいけない。....