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「芋蔓〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

芋蔓の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
戦雲を駆る女怪」より 著者:牧逸馬
簿を持ってベルギーへ入国したら、さっそくそれをドイツ密偵部へ呈示して、片っ端から芋蔓《いもづる》的に処分し、その三十人のフランススパイ団を一掃しようという肚《は....
」より 著者:佐左木俊郎
に草木の緑色が乾着いている、刃先の白い坏を担いで、鉈豆煙管で刻煙草を燻しながら、芋蔓の絡んでいそうな、籔から籔と覗き歩いた。 叢の中を歩く時などは、彼は、右手....
「太平洋漏水孔」漂流記」より 著者:小栗虫太郎
ど哺乳類のいないこのニューギニアは、ただ毒虫と爬虫だけの世界だ。やがて、独木舟を芋蔓でつないで、いよいよハチロウを負い“Niningo”の湿地へとむかった。 ....