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芥子玉
「芥子玉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
芥子玉の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ました。
着物は尋常の二子《ふたこ》か唐桟《とうざん》といったようなのを着け、
芥子玉《けしだま》しぼりの頬かむりで隠した面《かお》をこちらに突き出している。
....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
切って駈けて来たのが、北町奉行所支配のお手先、神田屋の松五郎。 鷲づかみにした
芥子玉《けしだま》の手拭いでグイグイと頸すじの汗を拭いながら、 「ここへさえ来り....