花伝書[語句情報] » 花伝書

「花伝書〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

花伝書の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
正義と微笑」より 著者:太宰治
出論」だの「映画俳優術」だの「演出者ノオト」だの、それから兄さんが貸してくれた「花伝書」。「役者論語」。「申楽談義」。まずざっと二十冊ちかい之等の参考書を九日ま....
もの思う葦」より 著者:太宰治
こともできず、また、人から影響を受けることもできない。 ひとにすすめられて、「花伝書」を読む。「三十四五歳。このころの能、さかりのきはめなり。ここにて、この条....
俳諧の本質的概論」より 著者:寺田寅彦
楽、画道、書道等に関する雑書も俳諧の研究には必要であると思う。たとえば世阿弥の「花伝書」や「申楽談義」などを見てもずいぶんおもしろいいろいろのものが発見さるるよ....
俗法師考」より 著者:喜田貞吉
の徒が七道の者の一つとして、唱門進退の下に置かれていたのみならず、観世世阿弥の『花伝書』の奥に、申楽三座の一つたる法成寺座を「しゅく」と読ませてあるのからでも想....