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花塩
「花塩〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
花塩の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「酒渇記」より 著者:佐藤垢石
)、緑毛亀盃(二升五合入り)、丹頂鶴盃(三升入り)をならべ、干肴は台にからすみ、
花塩、さざれ梅、また、別の台には蟹と鶉の焼鳥を盛り、羹は鯉の切身に、はた子を添え....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
紐を解いて、清々しい新緑を仰いだ。参詣をすまして戻ってゆく御寮人の手には、名産の
花塩がたいがい提げられている。 そのゆるい足音が流れてゆく石畳の道を、目に立つ....