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花托
「花托〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
花托の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「石狩川」より 著者:本庄陸男
た。
ヨモギにからまって野エンドウの蔓《つる》が紫の花をひらき、ハマナスが赤い
花托《かたく》をカヤの間に伏せていた。野はそこで切れて、路は砂浜に凹《くぼ》むの....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
がない結果であろう。前記の通りこの各の花にはみな小梗があって、その梗頂がすなわち
花托(receptacle)になっていることを特によく心に留めていなければならな....
「植物知識」より 著者:牧野富太郎
《じんど》って並《なら》んでいる管状《かんじょう》小花は、その平坦《へいたん》な
花托面《かたくめん》を覆《おお》い埋《う》め、下に下位子房《かいしぼう》を具《そ....