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花殻
「花殻〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「試験管」より 著者:寺田寅彦
霊棚、蓮花の形をした燈籠、蓮の葉やほおずきなどはもちろん、珍しくも蒲の穂や、紅の
花殻などを売る露店が、この昭和八年の銀座のいつもの正常の露店の間に交じって言葉ど....
「沓掛より」より 著者:寺田寅彦
月十三日の夜には哲学者のA君と偶然に銀座の草市を歩いて植物標本としての蒲の穂や紅
花殻を買ったりしたが、信州では八月の今がひと月おくれの盂蘭盆で、今夜から十七日ま....