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「花狭間〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

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春昼」より 著者:泉鏡花
駈け抜けそうに高いけれども、欄干は影も留めない。昔はさこそと思われた。丹塗の柱、花狭間、梁の波の紺青も、金色の竜も色さみしく、昼の月、茅を漏りて、唐戸に蝶の影さ....