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花盗人
「花盗人〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
花盗人の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
勝兵衛 (大鼓)吉村稱 (小鼓)河原田平助 (太鼓)国吉静衛 (笛)中上正栄 ◇
花盗人 (狂言)岩倉仁郎、高原神留、野田一造、城戸甚次郎、秋吉見次、野村久、生熊....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
。
済んでしまえば
おさらばよ。
気の毒な、気の毒な娘達。
自分の体が大事なら、
花盗人に
油断すな、
指環を嵌めて貰うまで。
ワレンチン(進み出づ。)
....
「三国志」より 著者:吉川英治
る紅の袍は、快くそれがしに渡し給え」 大音あげて、文聘がいうと、 「何者ぞや、
花盗人は。袍はすでに、先に小将軍が射られたり。わが手並を見てから広言を払え」 ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
お抱えの田楽女だ。そして、おぬしがひそかに咲かせよう心でいた蕾だった。十一年前の
花盗人が、それを返しに来たような巡り合せか。花はちと、褪せた色だが、まだ御未練は....