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芳魂
「芳魂〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
芳魂の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
性格の持主雪之丞は、麗質を天にそねまれてか、後五年、京坂贔屓の熱涙を浴びながら、
芳魂を天に帰したことである。あまりに一心に望んだ仕事を果したあとでは、人間は長く....
「三国志」より 著者:吉川英治
も深いし、これからの山道や渡河の旅も、いとど寒く相成ろう。……これは曹操が、君の
芳魂をつつんでもらいたいため、わざわざ携えてきた粗衣に過ぎんが、どうか旅衣として....