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「芹沢鴨〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

芹沢鴨の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
って、 「隊長、首尾は上々じゃ」 「それは大儀」 隊長と呼ばれたのは水戸の人、芹沢鴨《せりざわかも》。 「杉山左京が邸を乗り出した駕籠《かご》が二|挺《ちょう....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
の声は芹沢氏《せりざわうじ》」 竜之助はくるりと起き上ります。客は新徴組の隊長芹沢鴨。 二 芹沢鴨と机竜之助とは一室で話を始めています。さ....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
諸国から腕節《うでぶし》の利く奴も集まる、壬生《みぶ》の南部屋敷に本営を置いて、芹沢鴨と近藤勇を隊長に、土方歳三と、新見錦山と南敬助とが副将じゃ」 「そうか」 ....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
沢《せりざわ》がところまで送ってもらおうか」 「芹沢様とおっしゃいますのは」 「芹沢鴨、いま名うての新撰組では隊長だ」 「ああ、その芹沢先生ならば……」 轟の....
甲州鎮撫隊」より 著者:国枝史郎
ばかりでなく、同じ隊士でも、幾人となく斬られたものじゃ。……近藤殿の以前の隊長、芹沢鴨殿でさえ――尤もこれは、何者に殺されたか不明ということにはなっているが、真....
中里介山の『大菩薩峠』」より 著者:三田村鳶魚
七頁に、新徴組の一人が「隊長」と言って呼んでいる。「隊長と呼ばれたのは水戸の人、芹沢鴨」と書いてありますが、新徴組になってからでも、隊長とはいっていない。続いて....
話に聞いた近藤勇」より 著者:三田村鳶魚
われない。近藤は京都にまいりまして間もなく、京都守護職であった会津侯と結託して、芹沢鴨《せりざわかも》・土方歳三《ひじかたとしぞう》等数人と一団になって、清河等....
新撰組」より 著者:服部之総
十名足らず、京都にふみとどまって組織した「新撰組」は、どんなものであろうか。 三芹沢鴨《せりざわかも》 わずか一割に足らぬ残留組の中心は常陸《ひたち》芹沢村の....