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苅萱道心
「苅萱道心〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
苅萱道心の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「近世快人伝」より 著者:夢野久作
っている。しかもそのような事態ではトテモ結婚式を挙げる訳に行くまいが……耶蘇教の
苅萱道心みたような事になりはしないか、という母親の懸念であったが、そこは大掴みな....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
んとす。后いわく、爾々《しかじか》の夜王は蛇となって妾と会えりと。聞いてびっくり
苅萱道心《かるかやどうしん》なら、妻妾の髪が蛇となって闘うを見て発心したのだが、....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
け、右の手に小さな錫杖《しゃくじょう》、左には法螺《ほら》の貝、善光寺縁起から、
苅萱道心《かるかやどうしん》の一節を語り出している。 道庵が感心した顔をしてし....
「明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
りを占む。 ○九月、歌舞伎座にて沢村訥升は七代目沢村宗十郎を襲名し、「高野山」の
苅萱道心を勤む。 ○十月五日、本所の寿座より出火して全焼。 ○十二月一日、麹町区....