苗場山[語句情報] » 苗場山

「苗場山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

苗場山の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
平ヶ岳登攀記」より 著者:高頭仁兵衛
案内をさした桜井林治という者で、大湯温泉で容易に雇い入るる事が出来て、山の頂上は苗場山式に広闊であるということが分明になった、そうして大平氏は初めは平ヶ岳に趣味....
「ケット」と「マット」」より 著者:喜田貞吉
。 越後の中魚沼郡と信濃の下高井郡とにわたって、信濃川の支流なる中津川の上流、苗場山の西方渓谷地方を秋山谷という。交通不便な極めての山間で、里人との交渉も少く....
山の人生」より 著者:柳田国男
戸隠でも大雨ののち、畑などの土に二三尺の足跡のあるのをたびたび見たといい、越後の苗場山でも雨後に山上に登れば、長さ尺余の足跡を見ることがあると、『越後野志』巻六....
秋の鬼怒沼 」より 著者:木暮理太郎
。赤谷川上流の上越国境では、仙ノ倉山の外は識別するを得なかった。谷川富士の上には苗場山が特有な長い平な頂上を横たえ、其右の方茂倉岳の上には、遠い妙高火山群の雪が....