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若公達
「若公達〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
若公達の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
入りすることを若君は許されたので、その夜から御所へも行った。まだ小柄な美少年は、
若公達《わかきんだち》らしく御所の中を遊びまわっていた。帝をはじめとしてこの人を....
「源氏物語」より 著者:紫式部
らなくて、後ろにはもう闇が続いているようなのが飽き足らず思われた。鞠に夢中でいる
若公達が桜の散るのにも頓着していぬふうな庭を見ることに身が入って、女房たちはまだ....
「源氏物語」より 著者:紫式部
、そのころ十四、五で、まだ小さく、幼いはずであるが、年齢よりも大人びて感じのよい
若公達になっていて、将来の有望なことが今から思われる風貌の備わった人であるのを、....