若草色[語句情報] » 若草色

「若草色〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

若草色の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
猿飛佐助」より 著者:織田作之助
れるわ。どぶ酒に酔いしれたような、うぬが顔の色を、青丹よし、奈良漬けの香も嗅げぬ若草色に蒼ざめてくれるわ!」 相も変らぬ駄洒落を飛ばして、きっと睨みつけると、....
旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
のだが、この子は葱《ねぎ》のような青白さで、あんぽんたんが覚えているのは、薄青い若草色の羽織と、薄|柿《かき》色の着もので、羽織とおなじ色の下着を二枚重ねて着て....