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若菜集
「若菜集〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
若菜集の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「田舎教師」より 著者:田山花袋
の希望と野心の上に一つの新しい解決を得たように思われる。かれは綴の切れた藤村の「
若菜集」を出して読みふけった。 本堂には如来様が寂然としていた。 ....
「藤村の文学にうつる自然」より 著者:宮本百合子
自身が二十歳を越したばかりの多感な時代にあったというばかりでなく、彼の処女詩集『
若菜集』につづく四冊の詩集が、激しい自然への思慕、ロマンティックな自然への没入を....
「詩語としての日本語」より 著者:折口信夫
は、初めから一時的なものとしての条件がついていたと考えねばならない。つまり藤村の
若菜集以下に出て来る文体は、日本人の思想的でない生活のほか感じられない――平安古....