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苦参
「苦参〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
苦参の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
手折《たお》って来た槐《えんじゅ》のような木の枝を渡していうことには、 「これは
苦参《くじん》といって蚤《のみ》よけのおまじないになる。見かけたところ、この宿屋....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
の土踏まずが熱して腫れ痛む時にはみみずを泥のまま摺りつぶして塗ること秘方の一つ。
苦参という草を床の下へ敷いて寝るか、枳の葉を抱いて寝ると蚤よけになるということに....