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「苦扁桃〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

苦扁桃の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
金属製の器物が、棚にあたるような音がした。 と、月子の声がした。 「甘扁桃油、苦扁桃油、接骨木花水、沈降硫黄、そうして闇夜に絞り取った、売春婦の肝臓の血、それ....
ジーキル博士とハイド氏の怪事件」より 著者:佐々木直次郎
命は全くなくなっていた。そして、片手に持っている割れた薬びんと、空中に漂っている苦扁桃水の強い臭いとによって、アッタスンはそこに倒れているのが自殺者の死体である....