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苦楚
「苦楚〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
苦楚の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「浮雲」より 著者:二葉亭四迷
前にその事が出来《しゅったい》したように足掻《あが》きつ※《もが》きつ四苦八苦の
苦楚《くるしみ》を甞《な》め、然《しか》る後フト正眼《せいがん》を得てさて観ずれ....
「梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
録も残っていないが、しかもこの十年ばかりの間こそ、翁が芸道保存のために最惨澹たる
苦楚を嘗めた時代で、同時に翁の真面目が最もよく発揮された時代であった。 明治十....