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苫小牧
「苫小牧〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
苫小牧の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「女生徒」より 著者:太宰治
た。おととしの夏休みに、北海道のお姉さんの家へ遊びに行ったときのことを思い出す。
苫小牧《とまこまい》のお姉さんの家は、海岸に近いゆえか、始終お魚の臭いがしていた....
「或る農学生の日誌」より 著者:宮沢賢治
、麦酒《ビール》会社、博物館《はくぶつかん》、デンマーク人の農場《のうじょう》、
苫小牧《とまこまい》、白老《しらおい》のアイヌ部落《ぶらく》、室蘭《むろらん》、....
「香熊」より 著者:佐藤垢石
イヌの名射手三名に内地人の猛獣狩り専門家二名を加え、それに勢子二十人ほど集めて、
苫小牧の奥、楢前山の中腹へ分け入り、今熊狩りの最中だ。四月上旬、吹雪のなかで一頭....
「望郷」より 著者:服部之総
になっているときいたとたんに私はおかしさがこみあげてきた。というのも国策パルプ、
苫小牧《とまこまい》製紙、東洋高圧、帝国製麻、日本製鋼、北海道電力といった優良株....
「硝子を破る者」より 著者:中谷宇吉郎
た。 ニセコの山頂でこの厄《やく》に遭《あ》っていたのと殆《ほと》んど同じ頃、
苫小牧《とまこまい》の飛行場でも、悲しむべき事件が起っていた。戦争中私たちは冬の....