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英京
「英京〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
英京の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「街頭から見た新東京の裏面」より 著者:杉山萠円
ようと努力していないとも限らぬであろう。研究に値することは無論である。 先年、
英京|倫敦《ロンドン》が大火事で焼き払われたあと、時の当局者は人類文化発展の将来....
「海底大陸」より 著者:海野十三
をうけ、遠く大西洋上に派遣された英空海軍の部隊は、いまや大任をはたして、どうどう
英京ロンドンさして凱旋してきたのである。 ロンドンは、その日お祭りのようなさわ....
「二つの庭」より 著者:宮本百合子
きつめられている字は伸子によみ下せないほどの草書で、幾枚もつづいた終りの宛名に、
英京ロンドンにて、なつかしき兄上様まいると、色紙にかくように優美に三行に書かれて....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
著述もあり。本邦これに関する事どもは、明治四十二年五月の『東京人類学会雑誌』と、
英京の『ネーチュール』に拙文を出したから、御覧を願うとして、改めて蛇と邪視の関係....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
う。そして、レンズのようにうつろになって、この近代商業のバビロンを映して行こう。
英京ろんどん――その age old な権威ある凝結のなかに、低いビルデングと国....
「話の種」より 著者:寺田寅彦
十人もつかえて順番の来るのを待ち兼ねている有様であった。その時ブリストル旅館から
英京のバッキンガム宮へ通話を申込んだものがある。交換手は「七十五番ですからも少し....
「妖怪談」より 著者:井上円了
言うので、私がまだ英国へ着かぬさきに、わが駐英公使のところへ願い込みました。私が
英京ロンドンへ着くと、公使からそのことを照会せられました。私もおもしろいことであ....
「江戸芸術論」より 著者:永井荷風
会一般の注意する処となりしは千八百六十二年(文久《ぶんきゅう》二年)万国博覧会の
英京|倫敦《ロンドン》に開かれたる時なり。浮世絵はその年英国より Havre《ア....
「西航日録」より 著者:井上円了
得ざるは遺憾なり。 二日休養。三日正午、P・O・会社汽船アラビア号に乗り込み、
英京ロンドンへ向け出発す。ボンベイ滞在中は間島氏の友誼の厚き、よく百事に注意し、....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
び大場氏、余を送りて停車場に至る。その紀行は別編目となす。 明治四十四年七月、
英京ロンドン客中にわかに思い立ち、北極海観光の一行に加わり、欧州最北地点なるノル....