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「英人〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

英人の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
最終戦争論」より 著者:石原莞爾
く固定し、インドの如きは今なお四千年前の制度を固持して政治的に無力となり、少数の英人の支配に屈伏せざるを得ない状態となった。 北種は元来、住みよい熱帯や亜熱帯....
五色温泉スキー日記」より 著者:板倉勝宣
昨日つけた崖のスキーの跡は今日の雪でけされた。自然にあってはかなわない。二番目の英人らしいのに Is there any Japanese? といったら、Dow....
浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
」とよばれる大きな四角い塔のうちへ入った。 そこはリット少将をはじめ、主だった英人技師の宿泊所であった。中は、一流のホテルのように、豪華なものだった。 二人....
一週一夜物語」より 著者:小栗虫太郎
ス嫌いの僕は、この青年が好きになった。実際ジェソップ氏のような、ズボラで人の良い英人はいないのだから、僕には、クライヴもヘースチングも村井長庵と大差ないのだ。そ....
暗号数字」より 著者:海野十三
絵看板を洋酒の壜の並ぶ棚に見つけた。なるほど赤い上衣をつけた西暦一千七百年時代の英人が描いてあった。近づいてみると、鼻の頭に、例の特別記号の一つ星が書きこんであ....
瘠我慢の説」より 著者:石河幹明
気味なりと竊に語り合いしという。 またその反対の例を記せば、彼の生麦事件につき英人の挙動は如何というに、損害要求のためとて軍艦を品川に乗入れ、時間を限りて幕府....
バットクラス」より 著者:岡本かの子
れて、その新百貨店の使用人となった。なかに旧劇場で案内係をして居た一人の娘の親が英人の娘として米人の使用人に変ることは英国の不節操であると同時に米国への屈従であ....
二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
だとも信じている。それ故に露西亜人の眼から見て野蛮国たる日本に露西亜が負けたのは英人がブアに負けたのと同様、啻に露西亜一国の不名誉ばかりじゃない、世界の文明国の....
四十年前」より 著者:内田魯庵
ラ嬢は日本の父の家庭が本国で想像したとは案に相違したのを満足出来なかったそうだ。英人のホームを見馴れた眼には一家の夫人ともあろうものが酒飯の給仕をしたり、普通の....
欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
は第一日といい、プリマス・ブレズレン宗にては神の日と称するなり。 政教子、一日英人に問うて曰く、英国教宗は新教の一派なりと称するも、そのローマ宗と大いに似たる....
西航日録」より 著者:井上円了
わりやすく、たちまち曇り、風雨にわかに至るがごときは、寒中の梅雨を見る心地せり。英人の諺に「三月疾風、四月驟雨」と唱え、三、四月は最も風雨多き季節なり。余、アイ....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
一万九千人、土人一万八千人、インド人および他のアジア人一万八千人なり。欧人は大半英人にして、これに次ぐものオランダ人、そのほか各国人とす。多少のユダヤ人もこれに....
芸術は革命的精神に醗酵す」より 著者:小川未明
通りであります。 私達は、黒人に対する米人の態度を見、また印度の殖民地に於ける英人の政策を熟視して、彼等が真に人類を愛する信念の何れ程迄に真実であるかを疑わな....
私の履歴書」より 著者:井上貞治郎
していたのだが、私はもとより食事の用意がない。真珠貝取りの日本人のしり馬に乗って英人の船長に米と塩をせびり、かろうじて飢をしのいだ。そんなどれい船のような広大号....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
もはや会戦を見ることはないであろう」と記している。七年戦争につき有名な著述をした英人ロイドは一七八○年「賢明なる将軍は不確実なる会戦を試みる前に常に地形、陣地、....