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「英仏〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

英仏の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
路上」より 著者:芥川竜之介
人の花房は、一週間以前『鉢《はち》の木《き》』へ藤沢と一しょに来た黒のソフトで、英仏独伊の四箇国語《しかこくご》のほかにも、希臘語《ギリシャご》や羅甸語《ラテン....
侏儒の言葉」より 著者:芥川竜之介
》だ嘗《かつ》て人生の脈搏《みゃくはく》に触れたことはない。殊に彼等の或るものは英仏の文芸には通じても彼等を生んだ祖国の文芸には通じていないと称している。 ....
最終戦争論」より 著者:石原莞爾
本気でやる気なら、本国などは海軍に一任し全陸軍はフランスで作戦すべきであります。英仏の感情は恐らく極めて不良となったことと考えられます。かくてドイツが南下するや....
人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
タールは、そしらぬ顔つきでお喋りを続ける。 「それはね、万一事ある場合、たとえば英仏相手の戦いがおこった場合、まず青と黒ニールの水源をエチオピアでとめてしまう。....
近時政論考」より 著者:陸羯南
相ビスマルク公が東洋貿易策に心を傾け、汽船会社を保護して定期航海を奨励し、もって英仏と競争を試みんとするに際す。伯の旅行はビスマルク公のためにこの上もなき機会と....
灰燼十万巻」より 著者:内田魯庵
足る。 其他各国大学又は図書館協会或は学会等、及びクワーリッチ、ヒールセマン等英仏独蘭の稀覯書肆から出版した各種の稀覯書目録が数百種あった。凡そ是等の特種書目....
英本土上陸作戦の前夜」より 著者:海野十三
発――日本大使館附フクシ大尉は、ダンケルク方面に於いて、行方不明となりたり。氏は英仏連合軍の中に在りて、自ら偵察機を操縦して参戦中なりしが、ダンケルクの陥落二日....
潜航艇「鷹の城」」より 著者:小栗虫太郎
、装甲巡洋艦九対二の比率で、伊太利側が一倍半の優勢を持していたのである。そこへ、英仏地中海艦隊の援助によって、墺太利沿岸封鎖が行われたのである。 ポーラ鎮守府....
光は影を」より 著者:岸田国士
「あゝ、京野等志君だ。さつき電話で詳しいことは話さなかつたが、外語出の秀才でね、英仏独、なんでもござれだ。窮屈な勤めは性分に合わんのだそうだ。お父さんのやつてお....
夢殿殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
った。 黄色い斑点の中に赤黒い蝙蝠――盤得尼 全部暗褐色の瓢箪――寂蓮尼 真黒な英仏海峡附近の地図――智凡尼 普光尼は答えず。 「成程、心理試験か……」検事が訊....
「太平洋漏水孔」漂流記」より 著者:小栗虫太郎
の辺に迂路ついてはいられない。では、これからどこへ行こうか。 周囲はことごとく英仏領諸島。蘭領も米領も、所詮ドイツ人にとっては安全の地ではない。いまこの地上に....
母と娘」より 著者:岡本かの子
である。名刺型のイボギンヌの写真まで同封してあった。 此のハイキング・クラブは英仏伊独等の青年男女を会員とする国際的クラブで、本部がロンドンに在り、各国の主都....
独逸の範とすべき点」より 著者:国枝史郎
新武器が――火焔放射器や、高熱砲や、磁気水雷や、落下傘部隊等が、かつての戦勝国、英仏その他を現に支配しているのだから。まことにこの森林の子、ゲルマン族の偉らさは....
二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
の門に入りて漢学を修めり。また余の叔父なる人にも就きて素読を修めり。藩に学あり、英仏両語を教授す。余またこれに入りて仏語を修めり。 余は常に学校に行くを楽みと....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
あったが他の全ザクセンを回復し、一部の兵を進めて南ドイツの諸小邦を屈服せしめた。英仏間には十一月三日仮平和条約なり、さすがのマリア・テレジヤも遂に屈服、一七六三....