英彦山[語句情報] »
英彦山
「英彦山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
英彦山の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「骸骨の黒穂」より 著者:夢野久作
ていた乞食連中がいつの間に、どこへ消えたのか殆んど一人も居なくなっていた。程近い
英彦山参りや、新四国参りの巡礼以外には探しても見当らなくなってしまった。人々はこ....
「白くれない」より 著者:夢野久作
日を重ね行くうちに、いつしか思ひの外なる日田の天領に紛れ入りしかば、よき序なれと
英彦山に紛れ入り、六十六部に身を扮装して直江志津の一刀を錫杖に仕込み、田川より遠....
「英彦山に登る」より 著者:杉田久女
私は今年
英彦山に五六度登った。 或人々は彦山はつまらぬ山だという。 成程銅の大鳥居か....
「次郎物語」より 著者:下村湖人
は、自分に「彦山山伏」という綽名があるのを知ったことだった。先生の郷里が大分県の
英彦山の附近であることはたしかだったし、また、前身が山伏だったとか、少くも父の代....
「手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
ります。不便な所で荷を車で出す道さえありません。福岡県と大分県との境にある有名な
英彦山にはほど遠くない所であります。その山の近くに小石原と呼ぶ窯場がありますが、....