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「英武〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

英武の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三国志」より 著者:吉川英治
心のうちでこう思っていた。 「孫策の人となりは、かねて聞いていたが、聞きしに勝る英武の質だ。うっかりすると、これはあぶない――」 同じように。 彼をうしろか....
三国志」より 著者:吉川英治
った。 柴桑城の一閣には、その日、かくと聞いて、彼を待ちかまえていた呉の智嚢と英武とが二十余名、峩冠をいただき、衣服を正し、白髯黒髯、細眼巨眼、痩躯肥大、おの....
三国志」より 著者:吉川英治
がいの前途を祝しあった。 別れにのぞんで、孔明は、張飛に忠言した。 「蜀には、英武の質が多い。貴下のごとき豪傑は幾人もいる。加うるに地は剣山刀谷である。軽々し....
柳生月影抄」より 著者:吉川英治
戸柳生三代の人は、いうまでもなく又十郎――飛騨守宗冬である。決して、若くして資性英武ではなかったが、晩成一道を究めて、長寿長く、渾然と大成を遂げた。....