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「英資〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

英資の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
島原の乱」より 著者:菊池寛
た。 大矢野島の益田好次に男子があった。名は四郎、五歳にして書を善くし、天性の英資は人々を驚嘆させた。幼にして熊本の一藩士の小姓となったが、十二三の頃辞して長....
道標」より 著者:宮本百合子
って、おなかのしんをすーとつめたいものがはしった。――佃が死んだ―― 「遺児の育英資金を募集しているんでね、立つ前に、応分のことをして来た。きょう、事務所からよ....
母子像」より 著者:久生十蘭
郎、十六年二ヵ月、出生地はサイパン島……聖ジョセフ学院中学部一年B組、アダムス育英資金給費生……父はサイパン支庁の気象技師で、昭和十五年の死亡。母は南洋興発会社....
三国志」より 著者:吉川英治
年齢ですから、戦陣の不常どんなことがあろうとも知れません。……陛下も何とぞ先帝の英資にあやかり給うてよく輔弼の善言を聞き、民を慈しみ給い、社稷をお守りあって、先....