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「茨垣〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

茨垣の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三つの挿話」より 著者:堀辰雄
と続いていた。そしてその石甃の両側には、それに沿うて、かなり広い空地が、往来から茨垣《いばらがき》に仕切られながら、細長く横《よこた》わっていた。その空地は子供....
農村」より 著者:宮本百合子
ない。 荷馬車の轍《わだち》の深い溝のついて居る田舎道を下り気味に真直に行って茨垣の中に小さく開いて居る裏門から入って行く。 左側の小屋の乾草を小さい男の子....