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茨木童子
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茨木童子の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「桃太郎」より 著者:芥川竜之介
るほど大江山《おおえやま》の酒顛童子《しゅてんどうじ》や羅生門《らしょうもん》の
茨木童子《いばらぎどうじ》は稀代《きだい》の悪人のように思われている。しかし茨木....
「羅生門」より 著者:楠山正雄
て、 「ふん、きさまが羅生門の鬼か。」 といいました。 「うん、おれは愛宕山の
茨木童子だ。毎晩ここへ出て人をとるのだ。」 と、鬼はいうなり綱の襟首をもって空....
「鬼六」より 著者:楠山正雄
、 「ちがう、ちがう。」 と首を振りました。そこでまたでたらめに、 「愛宕山の
茨木童子。」 というと、鬼はよけいおもしろそうに、 「ちがう、ちがう。」 と....
「山の人生」より 著者:柳田国男
の異相の子を儲けると、たいていは動顛して即座にこれを殺し、これによって酒顛童子・
茨木童子の如き悪業の根を絶った代りには、一方にはまた道場法師や武蔵坊弁慶の如き、....