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「茶具〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

茶具の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
春の潮」より 著者:伊藤左千夫
た釵をさし替え、帯締め直して手早く身繕いをする。ここへ二十七、八の太った女中が、茶具を持って上がってきた。茶代の礼をいうて叮嚀にお辞儀をする。 「出花を入れ替え....
私本太平記」より 著者:吉川英治
ろは、つい、恨みを、迷ぐらかされもする。 また。ここには酒もない。見えるのは、茶具、香炉、書架の書巻などであったから、何となく気もおちつき、道誉の人柄までが、....