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「茶立虫〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

茶立虫の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
に出る六浦正三郎というのはこんな人だろうと思った。その時に彼は半紙に向って「……茶立虫」と書いていた。上の文字は記憶していないが、おそらく俳句を書いていたのであ....
草迷宮」より 著者:泉鏡花
次の間と隔ての襖際……また柱の根かとも思われて、カタカタ、カタカタと響く――あの茶立虫とも聞えれば、壁の中で蝙蝠が鳴くようでもあるし、縁の下で、蟇が、コトコトと....
思い出草」より 著者:岡本綺堂
六浦正三郎というのはこんな人だろうと思った。その時に彼は半紙に対って「……………茶立虫」と書いていた。上の文字は記憶していないが、恐らく俳句を書いて居たのであろ....