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「草座〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

草座の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
マダム貞奴」より 著者:長谷川時雨
いていた一団のために芝居を打たなければならなくなり、浅草区|駒形《こまかた》の浅草座を根拠地にして、「又意外」で蓋《ふた》をあけた。その折の見物の絶叫は、凄《す....
旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
島座や寿座の方が、喜昇座より格がよいかにさえ見えた。浅草公園の宮戸座や、駒形の浅草座などは、あとから出来たもので、数はすけなかった。 そのころの中島座には、現....
ストリップ修学旅行」より 著者:小野佐世男
伊豆、伊東行き温泉特急はフル・スピード、浅草にその名を知られたストリップ劇場、浅草座、美人座の、ピチピチとした生きのよいストリップ・スター諸嬢に、演出、照明、舞....
明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
――松過ぎの開場 明治二十六、七年(下) 人形芝居――夢の世界――日清戦争――浅草座の大入り――書生芝居の基礎確立――歌舞伎側の敗北 紅葉館の劇談会 劇評家の引....
明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
、来遊中のフランス女優テーラー嬢も団十郎の一座と共に出勤。 ○八月三十一日より浅草座において、川上音二郎一派が「日清戦争」を脚色上演して、近年稀なる大成功を収め....
春泥」より 著者:久保田万太郎
なく取上げた新聞のある報道がかれのその望みをたちまちまた燃えあがらせた。それは浅草座でやる倭一座の『日清戦争』の狂言に入用な臨時雇募集の広告だった。――その新聞....
雷門以北」より 著者:久保田万太郎
店だったのである。――いかに夢中で、吉右衛門だの、小伝次だの、宗之助だの、当時浅草座出勤少年俳優の写真をわたしは買込んだことだろう。そのまえを通れば必ずわたしは....