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草画
「草画〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
草画の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「細木香以」より 著者:森鴎外
反古は俳文の紀行で、文字と挿画とが相半している。巻首には香以散人の半身像がある。
草画ではあるが、円顔の胖大漢だと云うことだけは看取せられる。 崖の上の小家は父....
「諸国の玩具」より 著者:淡島寒月
という人がやったのです。 その後椿岳は観音の本堂傍の淡島堂に移って、いわゆる浅
草画十二枚を一揃として描いて、十銭で売ったものです。近頃では北斎以後の画家として....
「江戸芸術論」より 著者:永井荷風
点において広重の技巧はしばしば北斎より更に綿密なるにかかはらず一見して常に北斎の
草画《そうが》よりも更に清楚《せいそ》軽快の思《おもい》あらしむ。これを文学に譬....