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草薙
「草薙〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
草薙の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「古事記物語」より 著者:鈴木三重吉
れ以来そのところを焼津と呼びました。それから、命が草をお切りはらいになった御剣を
草薙の剣と申しあげるようになりました。 命はその相模の半島をおたちになって、お....
「夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
に出掛けて行った。 先年静岡に移ってからのことである。近郊の有度村の農家から、
草薙社に奉納の花火があるから一度は見ておいてもらいたい、桟敷も好い場所を取ってあ....
「雪代山女魚」より 著者:佐藤垢石
めて男体と女体が、この浩遠な眺めを覗きながら、自然の悠久を無言に語り合っている。
草薙山の方に近い密林の中に、早春の雄鹿が嬉々と鳴く。 湯滝の滝壺は、まだ夜が明....
「古事記」より 著者:武田祐吉
火祭 道饗祭 身禊 風神祭 誓約 天の岩戸 祓 收穫の神の系譜 新嘗祭 神宮神社
草薙の大刀 須賀の宮 御諸山の神 出雲大社 伊勢の神宮 氣比の大神 比賣碁曾の社....
「古事記」より 著者:太安万侶
取りになつて不思議のものだとお思いになつて天照らす大神に獻上なさいました。これが
草薙の劒でございます。 かくしてスサノヲの命は、宮を造るべき處を出雲の國でお求....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
して、ご病死なされてしまった」 呟くようにいい、 「私は、周防にあって、同門の
草薙天鬼から、その報らせをうけた時、師恩に感泣しました――師の病床についていた草....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
た。
「――あっ？ これは旦那様の印籠だ、伏見城の工事場でむごい死に方をなされた
草薙天鬼様が持っていた品。……これこの通り、天鬼と、印籠の底に小さく彫ってある」....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
どういうご縁故でござるのか」 問われて、源八は、 「てまえは、上州｜下仁田の、
草薙家の家来でござる。
草薙家の亡主天鬼様は、鐘巻自斎先生の甥御でござった。――で....