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「草藤〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

草藤の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
浅間山麓より」より 著者:寺田寅彦
の山をあるいていると、鶯が鳴き郭公が呼ぶ。落葉松の林中には蝉時雨が降り、道端には草藤、ほたるぶくろ、ぎぼし、がんぴなどが咲き乱れ、草苺やぐみに似た赤いものが実っ....
駅夫日記」より 著者:白柳秀湖
崖からは、芒と野萩が列車の窓を撫でるばかりに生い茂って、薊や、姫紫苑や、螢草や、草藤の花が目さむるばかりに咲き繚れている。 立秋とは名ばかり燬くように烈しい八....