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「荒薦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

荒薦の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
とい奴だ! さあそれへ坐れ!」 ほかの若僧たち、太刀の切ッさきで、追うように、荒薦《あらごも》に坐らせようとする。 「これは、御丁寧《ごていねい》すぎる、おも....
立山の亡者宿」より 著者:田中貢太郎
た勾配の緩い岩山の腰があった。小八は案内者の云うとおりになって案内者の持って来た荒薦を敷いて坐った。 「それでは、日の出比になってお迎いに来ます」と、云って案内....