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荒駒
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荒駒の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「私本太平記」より 著者:吉川英治
もしやわらわの留守の中に、一ト矢の争いでも起しては、みな仇事。きッと逸り男どもの
荒駒を、城戸の内につながせて、よう留守をたのみますぞえ」 と、いい渡した。 ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
せねば、首を振りまする」 「はッははは」高時は奇声をあげ――「この男、思いのほか
荒駒らしい。かつての、鳥合ヶ原では、儂の愛犬に咬みつかれて、逃げまろんだが、酒の....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ずまるはずもない」 「事ここに及びましては」 「ぜひもない、世は下剋上だ、高氏も
荒駒の背だ、下手な手綱では振り落されよう。だが、使者の宿所へ一軍さし向けたとか。....