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荘官
「荘官〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
荘官の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
の毒さの余りかの僧を家に請じて鄭重にもてなす。痩せた坊主は終夜休まず走って朝方|
荘官《しょうかん》方へ著き、怪しからぬ屠家へ宿った、同伴は続いて来ぬから殺された....
「八犬伝談余」より 著者:内田魯庵
武士に鉄砲で追われた、網苧の鵙平茶屋にも鉄砲が掛けてあった、甲斐の石和の山の中で
荘官|木工作が泡雪奈四郎に鉄砲で射殺された。大詰の大戦争の駢馬三連車も人を驚かせ....
「俗法師考」より 著者:喜田貞吉
諸大寺に走るよりも、いっそう便利であったに相違ない。かくて彼らはその荘にあって、
荘官もしくは荘民の扶持を受け、警固や雑役に服するかたわら、かねて雑芸・雑職に従事....