荷嵩[語句情報] » 荷嵩

「荷嵩〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

荷嵩の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
皮で覆うてあるから何が入って居るか分らない。けれども大きな駱駝の荷物としてはその荷嵩はごく小さい。で非常に荷が重そうである。 私の察するところではモンゴリヤ人....
とと屋禅譚」より 著者:岡本かの子
店の品が求められるので、類の少ない独占事業でなにかにつけて利潤は多かった。第一、荷嵩の割合に金目が揚がり、商品も小綺麗な代物なので、河岸の中でも羨まれる魚問屋の....
扉の彼方へ」より 著者:岡本かの子
て置いて、自分は年始廻りやら、正月の交際を済まして五日の日に宿へ来た彼は、割合に荷嵩な手荷物やらゴルフの道具やらを持ち込んだ。私は宿の女中に手伝って貰って、一先....