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「荷田〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

荷田の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
心に立ち帰って、もう一度|心寛かにこの世を見直せということであった。一代の先駆、荷田春満をはじめ、賀茂真淵、本居宣長、平田篤胤、それらの諸大人が受け継ぎ受け継ぎ....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
りだけに、半蔵らはめったに踏まないような厳粛な道を踏んだ。 新しい社を建てる。荷田春満、賀茂真淵、本居宣長、平田篤胤、この国学四大人の御霊代を置く。伊那の谷を....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
ら、海の外にあるものがさまざまな形でこの国に流れ込んで来たことを語るものであり、荷田春満あたりを先駆とする国学たりとも、言わば外来の刺激を受けて発展したにほかな....
十二支考」より 著者:南方熊楠
得るを晩《おそ》からしむるを致す〉。『続群書類従』に収めた「稲荷鎮座由来」には、荷田氏の祖は竜頭太とて、和銅年中より百年に及ぶまで稲荷|山麓《さんろく》に住み、....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
て来よう」 村本伊兵衛というのが出かける。 「よし、我輩《わがはい》も行こう」荷田《かだ》重吉がいう。村本と荷田は連れ立って、その煙の方へ行ってみます。あとの....
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
抄」 拾穂抄……北村季吟「万葉拾穂抄」 代匠記……契沖「万葉代匠記」 僻案抄……荷田春満「万葉集僻案抄」 考…………賀茂真淵「万葉考」 槻落葉……荒木田久老「万....
カキツバタ一家言」より 著者:牧野富太郎
といふ花の名は燕の翅《カケ》る形ちに似たれば翅燕花《カケリツバハナ》といふ言ぞと荷田大人のいはれしよし 師の冠辞考に見えたるをめでたき考とおもひをりしに 按《オ....