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荷葉
「荷葉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
荷葉の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
、紫紅君は新派の河合武雄君に頼まれて史劇「みだれ笹」一幕(市村座)を書いた。山岸
荷葉君もこの年、小団次君らのために「ハムレット」の翻訳史劇(明治座)を書いた。 ....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
で各々|真行草があります。余は略す。 台坐には、十一坐、九重坐、七重坐、蓮坐、
荷葉坐、多羅葉坐、岩坐、雲坐、須弥坐、獅子吼坐、円坐、雷盤坐等で、壇には護摩壇、....
「旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
あるはずなのだが、町内の関係で油町の加賀吉という大店で開かれた。そこはたしか山岸
荷葉氏――紅葉《こうよう》門下で、少年の頃は天才書家として知られていた人である―....
「源氏物語」より 著者:紫式部
ている中へはいることなどは無理であると、こんなことにまで遺憾なく内気さを見せて、
荷葉香を一種だけ作って来た。変わった気分のするなつかしいにおいがそれからは嗅がれ....
「源氏物語」より 著者:紫式部
れてあって、白玉と青玉で蓮の花の形にした幾つかの小|香炉には蜂蜜の甘い香を退けた
荷葉香が燻べられてある。経巻は六道を行く亡者のために六部お書かせになったのである....
「半日ある記」より 著者:寺田寅彦
″\に咲き乱れて、径その間に通じ、道傍に何々塚の立つなどあり。中に細長き池あり。
荷葉半ば枯れなんとして見る影もなきが一入秋草の色に映りて面白し。春夏の花木もあれ....