荼毘所[語句情報] »
荼毘所
「荼毘所〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
荼毘所の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みちの記」より 著者:森鴎外
りて、杉林を穿ち、迂廻して下ることなり。これより鳳山亭の登りみち、泉ある処に近き
荼毘所の迹を見る。石を二行に積みて、其間の土を掘りて竈とし、その上に桁の如く薪を....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
と、誇張にはしろ言っているほどである。そしてそんな戦の後ではまた、はるか東坂下の
荼毘所で、日々夜々、誦経が聞え、死者の屍を焼くけむりが、千早からも毎日望まれるほ....