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「莞然〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

莞然の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
浮雲」より 著者:二葉亭四迷
な者には却《かえっ》て害になると仰《おっしゃ》ッたものヲ」トいう。文三は覚えずも莞然《にっこり》、「それは至極|好《い》い事《こつ》だ」ト言ッてまた莞然。 お....
妾の半生涯」より 著者:福田英子
もむ》ろに質問すべき事こそあれと、予《あらかじ》めその願意を通じ置きしに、看守は莞然《にこにこ》笑いながら、細君《さいくん》を離したら、困るであろう悲しいだろう....