菊池容斎[語句情報] » 菊池容斎

「菊池容斎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

菊池容斎の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
青蛙堂鬼談」より 著者:岡本綺堂
御承知でもございましょうが、明治初年の書画骨董ときたらほんとうの捨て売りで、菊池容斎や渡辺崋山の名画が一円五十銭か二円ぐらいで古道具屋の店ざらしになっている....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ります。 二人が、また重なり合って立ちどまったのは、以前の柱よりは少し右の方、菊池容斎の描いた武人の大額の下。 「卒爾《そつじ》ながら、これは何をかいたもので....
幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
のであった。 このベンケイが師匠の家に来るようになった手続きというのは、当時|菊池容斎の高弟に松本|楓湖という絵師があった。この人は見上げるほどの大兵で、紫の....
江戸芸術論」より 著者:永井荷風
》なるの故を以て柴田是真《しばたぜしん》を挙げ、あるひは色摺板本を出せし故を以て菊池容斎《きくちようさい》、幸野楳嶺《こうのばいれい》、渡辺省亭《わたなべせいて....