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菊皿
「菊皿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
菊皿の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「九州の東海岸」より 著者:宮本百合子
に珍しい見物の一つではあろう。太平洋に面した海岸の巖石が、地質の関係で、亀甲形や
菊皿のような形に一面並んでいる、先に南洋の檳榔樹、蘭科植物などが繁茂した小島が在....
「旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
いところへ貼《は》りつける細かい紙を刻んだり、おちぢれをこしらえたり、お三宝だの
菊皿だのと、時間なんて気にもしなかったのに――だが、古新聞はそれらにました悦《よ....
「初恋」より 著者:矢崎嵯峨の舎
出来ますよ、そら今出来ますよ、そうら出来た」 娘は鶴を折るとそれから舟、香箱、
菊皿、三方などを折ッてくれた。自分は娘が下を向いて折物に気を取られている間、その....