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菖蒲の湯
「菖蒲の湯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
菖蒲の湯の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
所口とも思われる流れの末に長さ三|尺ほどの蓮根をひたしてあるのが眼についた。湯は
菖蒲の湯で、伝説にいう、源三位頼政の室|菖蒲の前は豆州長岡に生まれたので、頼政滅....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
引き返して行った。 「お民、帰ったよ。」 その半蔵の声をきくと、お民は前の晩に
菖蒲の湯をつくらせておそくまで夫を待ったことなぞを語った。そういう彼女は、やがて....
「秋の修善寺」より 著者:岡本綺堂
台所口とも思われる流れの末に長さ一|間ほどの蓮根を浸してあるのが眼についた。湯は
菖蒲の湯で、伝説にいう源三位頼政の室菖蒲の前は豆州長岡に生れたので、頼政滅亡の後....